1948-11-16 第3回国会 衆議院 本会議 第13号
政府は、この画期的な重大國策に直面しながら、総理の施政方針演説もいたしておらない、國会から強き要望があるにかかわらず、あえてこれをいたさず、それのみならず、かえつて括然として恥なきの態度でございます。また政府は、國家公務員法改正とは一体不可分の関係にある政府職員の新給與の問題につきまして、これまた何ら誠意ある積極的の態度を示しておりません。
政府は、この画期的な重大國策に直面しながら、総理の施政方針演説もいたしておらない、國会から強き要望があるにかかわらず、あえてこれをいたさず、それのみならず、かえつて括然として恥なきの態度でございます。また政府は、國家公務員法改正とは一体不可分の関係にある政府職員の新給與の問題につきまして、これまた何ら誠意ある積極的の態度を示しておりません。
この重大國策を誤つて一体どうするか。何とぞ関係各大臣、すなわち外務大臣、運輸大臣、農林大臣の眞劍なる御答弁をお願いいたしたいと存ずる次第であります。 〔國務大臣岡田勢一君登壇〕
過般大藏大臣、竝びに安本長官と相會しまして、その兩國務大臣のこの豫算突破に對する決意の程を伺いましたが、四割二分の物の裏づけしかない、その他の豫算が悲觀的状態にあるけれども、若し内閣自體がこれを重大國策として歩調を一にして進むならば、決して悲觀する必要はないと思う。
傳えらるるところによりますと、政府においては、昭和二十二年度において大宮、熊ヶ谷間の電化工事を實施する御計畫と承つておりますが、すでに高崎、水上間が完成を見ました今日、帝都をつなぐ高崎、熊ヶ谷間の電化實現は上越線電化完成という重大國策完遂の上に必須の基礎要件であると確信いたし、帝都に對する衞星的田園都市の櫛比いたします埼玉、群馬兩縣民として等しくこれが一日も早く完通することを期待して止まないものであります